地上と地下をやさしくつなぐ、ユニバーサルデザイン対応の歩行者導線
川俣組では、東京都杉並区の井荻駅前地下歩道におけるエレベーター・エスカレーターの新設工事を行いました。
本工事は、通勤・通学・買い物などで多くの人が利用する交差点地下道に、
誰もが安全かつ快適に移動できるバリアフリー設備を整備する都市インフラ事業です。
工事概要
- 工事名称:井荻地下歩道エレベーター棟新築工事
- 所在地:東京都杉並区井草周辺
- 工期:令和2年7月~令和3年2月(予定)
- 施工内容:エレベーター棟新築/エスカレーター設備工事/地下通路内壁面整備 ほか
工事のポイントと設計コンセプト

【エレベーター棟】
- ガラスとアルミフレームを組み合わせた軽やかな外観で、街並みに調和
- 車いすやベビーカー利用者が安心して利用できる広さ・段差解消設計
- 夜間でも視認性の高い照明設計で、安全・防犯性も確保
【エスカレーター棟】
- 地上から地下への移動がスムーズに行える上下2基のエスカレーターを設置
- 地下通路への導線は、視認性の高いカラーとガイドレールで安全に誘導
- エスカレーター前には手すり付きスロープも併設し、階段・スロープ・エスカレーター・エレベーターの4WAY導線を確保
【地下通路内の美装化】
- 壁面には温かみのあるベージュとブルーの幾何学模様を採用し、圧迫感を軽減
- すべてのスロープ・通路に手すり・誘導ブロック・LED照明を完備し、安全性向上
利用者の声に応える、都市型バリアフリー設備
本工事では、以下のようなニーズに応えるための設計・施工が実現されました:
- 高齢者・車いす・ベビーカー利用者のための移動導線の確保
- 雨天・夜間でも安心して通行できる視認性・安全性の確保
- 美観と景観に配慮した、地域と調和する施設デザイン
川俣組は、歩行者導線・駅前再整備・公共インフラにも豊富な実績
川俣組では、今回のような駅前・交差点の歩道整備やエレベーター棟新築工事、エスカレーター導入工事において、
計画段階から施工、行政調整、景観配慮までトータルに対応しています。